「ビジネスゲーム

ビジネス書

誰も教えてくれなかった女性の働き方」 ベティ・L.ハラガンさん

こんにちは、エリカです。先日世界中の男女平等が実現しているかの調査結果が出ました。残念な事に、2024年の最新の結果でもまた日本は低い結果となってしまいました。世界経済フォーラム(WEF)が実施している「ジェンダーギャップ報告書」の中で、日本は対象146か国の内118位でした。昨年の125位よりも順位は上げたものの、先進7か国の中では最下位でした。

この書籍は女性が男性と平等に働く為にはそもそもビジネスのゲームを知る必要があると教えてくれています。2009年に出版された本ですが、現在にもまだまだ学びになる内容があります。特に20代、30代の女性にはぜひ読んでほしい一冊です。

産業心理カウンセラーをしている中で、とても優秀な女性に出会う事があります。その女性たちは能力も高く、セルフマネジメントもしっかりできています。しかしなぜか上にはあまり認められていない。。なぜなのだろうかと私も考える事があります。ただ、この書籍を読むとビジネスの「ルール」自体を知らないためなのだと分かりました。

現在「識学」でも取り上げられていますが、基本的に組織はピラミッド型の組織図になっていて、上司が優秀であっても優秀でなくても、仕事をする上で上司の言ったことは絶対。組織図の鎖を外れて上司の上司に相談する事はご法度です。男性は学生時代スポーツでチームワークについて学び、女性はおままごとをして横のつながりを学んだ傾向が強いのではないかと思います。その為、女性は男性よりも縦社会で納得がいかない事でも上司に従う必要性をあまり感じず、同僚やみんなと仲良く働く事に重点を置きます。ただ、それではビジネスという厳しい世界では勝ち残る事が難しい事を知るべきという現実を教えてくれています。一方で、女性ならではの「武器」もありますので、ビジネスのルールを守りつつ、その武器を生かして自分のなりたいキャリアプランを描けると更に理想の自分に近づくのではないと思います!

【ポイント】

第一部:まず、ゲームの基本を知ろう!

第一章:ビジネス社会の基礎知識

第二章:会社で働く事の本質

第三章:ビジネス・ゲームの実際

第四章:女性が会社で居心地が悪い理由

第五章:女性の為の頭脳プレイ

第二部:あなたのキャリアプラン

第六章:あなただって管理職になれる

第七章:目標にたどり着く為に

第八章:「勉強する事」そして「お金」

第九章:大学生の為に

第三部:ゲームに勝ち残る秘訣

第十章:仕事場でのルール

第十一章:賢い自己主張法

第十二章:成功の為に何を着るべきか

第十三章:ビジネス・ゲームの落とし穴

終章:ゲームはここから始まる

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