「きみのお金は誰のため」田内 学さん

ビジネス書

現在NISAやIDECOなど投資に関する情報が溢れている中で、「お金」という原点について

改めて考え直す事ができました。私自身20代は「投資をしてもらっている側」として無我夢中で頑張っていました。当時は自分でも理由が分かっていませんでしたが、なぜか私を応援してくれる人が沢山いて、今でもその人達には感謝してもしきれない程恩があり、今でも繋がっています。将来子供が20代、30代になった時は「増やす力」よりも「稼ぐ力」をつけて、のちに繋がる人間関係を築いていってほしいなと思いました。私も今年40歳になりますが、投資もしつつ、まだまだ「稼ぐ力」も伸ばしていきたいと思います!

この本は、お金と人生における幸せとの関係を再考することを促してくれる本です。ポイントは・・

  1. お金の向こうに人がいることを意識し、人とのつながりの中でお金を使うことが大切です。
  2. 自分がお金で買っているものは物質ではなく、経験や他者との関係であるという視点が重要です。
  3. 個人が持つお金の価値は時間とともに変わるもので、その価値は使い方によっても変わります。
  4. 貯蓄は、ノーイノベーションの安全な選択として捉えられがちですが、それよりもお金を使って価値ある経験をすることが勧められます。
  5. 長期的に見れば、自分のためだけでなく、社会全体のためにお金を使うことが、個人の豊かな生活につながるとされています。
  6. 本書は最後に、「私」から「私たち」へと視点を転換し、個人が感じる豊かさは共有されるべきものであると強調しています。

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