「論語と算盤」渋沢 栄一さん

こんにちは、エリカです。いよいよ来月から新一万円札の顔になる渋沢 栄一さんの書籍です。

この本は先の見えない時代にどう生きるか?迷った時や悩んだ時に立ち返りたい原点となるような書籍です。いつ読むかでも自分に響くポイントが変わっていく本なので、何カ月・何年か毎に読み返してもとても為になる本だと思います。内容が難しいと感じる方かたは、マンガバージョンの書籍も販売されていますので、まずはそちらから軽く読み進めていくのもオススメです!私もはじめはマンガからスタートして文庫本に行きつきました。何度読んでも考えが深まる良書だと思います。

【まとめ】

第一章:「処世と信条」

上手く世の中を渡りつつも、自分が信じていることを曲げないための考え方を身に着ける方法が書かれています。

第二章:立志と学問

目標を立てて達成しようとする事、そして幅広く学ぶことの重要さについて書かれています。

第三章:常識と習慣

良い常識と習慣を身に着ける必要さについて書かれています。

第四章:仁義と富器

道徳を守ったうえでお金稼ぎをすることの正しさについて書かれています。

第五章:理想と迷信

現実的な発想をもって行動する事の大切さについて書かれています。

第六章:人格と修養

人間性を磨く大切さと方法について書かれています。

第七章:算盤と権利

お金儲けには当然競争が生まれる。自分の権利も主張して良い。ただし、あくまで道徳を守ったうえで権利を主張する事が大切という詳細について書かれています。

第八章:実業と士道

5つの心構え(士道の心得)をもって実業に励む大切さについて書かれています。士道の心得とは

①みなが認めた正しさに沿う事 ②心がきれいでまっすぐな事 ③弱気を助ける心意気 ④困難に負けない意志 ⑤礼儀と譲り合い

第九章:教育と情詛

教育と孝行(親孝行のイメージ)のあるべき姿について書かれています。

第十章:成敗と運命

堕落した人生を過ごせば、必ずしっぺ返しが待っているという教えについて書かれています。

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