こんにちは、エリカです。タイトルからして強烈な印象がある本ですよね。
この本は2016年に起きた東京大学学生による集団強制わいせつ・暴行事件に着想を得た創作話だそうです。ごくふつうの女子大に通う女性が申し分のない環境で育った東大生男子達と出会う事で、人の妬み、劣等感、格差意識から引き起こされる事件の被害者になる話です。
私自身は学歴社会には疎く、「〇〇大卒だから」というコミュニティとは無縁ともいえる学生生活を送っていたので、このようなコミュニティや考え方が存在する事に単純に驚きました。と同時に、自分の子供がもし加害者になったら、被害者になったら。。とも考えされられました。
「頭の良さは学歴では測れない」
「周りに困っている人がいたら手を差し伸べる」
という当たり前の事を親として子供たちに教えてきたつもりですが、果たしてどの程度子供たちに伝わっているのだろうか。子供たちの人間関係が友人関係中心に移行する前に今一度親子で今後の友達との関係性について話し合っておきたいと思いました。